活用・導入事例
他社製FAXサーバからのリプレイス実例
課題に対する効果(MultiPortFAX 4 Pro.導入による効果)
1.MSFC(Microsoft Cluster Service)の冗長化構成を組んだことで、
障害発生時は自動リカバリが行われ信頼性が向上した。
2.FAX送信中に障害が発生しても、障害発生時のFAXを再投入する必要がなく、待機系サーバにより、
障害発生箇所から自動的に引継がれ、再送信が可能となった。
3.細かな優先順位の指定が可能となり、大量文書送信中でも優先度の高い文書は優先的に送信される
ようになり遅延が解消された。
4.組織毎・担当毎に該当のFAX送信ログの閲覧が容易になった。
5.ユーザ毎にイメージ閲覧・印刷等の権限設定が可能となり、また、各ユーザの操作履歴がトレース可能
となり、コンプライアンス及び内部統制の対策が向上した。
6.シンクライアントのCitrix XenDesktop、XenApp環境対応によるクライアントツールの配布の
手間やメンテナンスが容易になり、運用がしやすい環境になった。
7.連携機能が充実していた為、リプレイスに伴う既存業務管理システム側にほぼ手をいれることなく、
容易に実現できた。(既存業務管理システムのユーザDBと連携のうえ、シングルサインオンを実現)
背景
他社製FAXサーバ(アプライアンス型)を活用して約9000件/日に及ぶFAXを配信。本部の業務システムと連携の上FAX送信され、FAXサーバの履歴情報は全国100拠点のユーザが東京のFAXサーバに直接アクセスし、未達の場合は再送指示を行っていた。
・FAX送信側の拠点数:約100ヶ所
・利用ユーザ数:約1000人
・回線数:稼働系46回線、待機系23回線
・回線種別:INS1500
・システム構成:既存業務管理システムとの連携による
他社製FAXサーバ(シングル構成)1台構成
課題(導入前)
1.FAXサーバが冗長化されてないため、障害発生時は業務を停止する必要があった。
2.アプライアンス型FAXサーバの為、障害発生時にアプライアンスごと交換となるため、内臓HDDに記録されている履歴情報等がなくなり運用上支障が発生。
3.障害発生時の原因調査では、アプライアンス特有の不明瞭な部分が生じ、海外製ということもあり、レスポンスに時間を要していた。
4.優先送信が行えなかった。大量文書送信中に、優先送信したい少量の追加文書を投入しても常に大量送信完了後に送信が開始され、送信完了まで長時間待たなくてはならず優先文書に遅延が発生していた。
5.FAX送信ログは、全ユーザログの中から自身の該当ログを探す必要があり閲覧上不便。
各オペレーションに負荷がかかっており、リプレイス検討へ